パレ・ロワイヤルのギャラリーで、藤澤龍一作品展“SUMI no keshiki”

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09 /28 2017

パリの中心、パレ・ロワイヤルの中庭を囲む回廊にあるギャラリーで、墨絵アーティスト藤澤龍一さんの作品展“SUMI no keshiki Le paysage de l'encre Japonais”が開催中です。「静と動」、「陰と陽」をコンセプトに独自の世界観を持つ作品群が展示されています。

パレロワイヤルの中庭。

パレワイヤルでひなたぼっこ

ここ数日、暖かい日が続いているので、噴水を囲んでベンチに座り、日向ぼっこしている人たちがたくさんいました。平日の午後なのに、こんなにたくさんの人がのんびりしているのは、さすがフランス。

中庭をぐるりと囲む回廊には、レストランやブティック、セレクトショップなどが入っていますが、その中のギャラリーGalerie Corrazza1787が会場です。 

回廊にあるギャラリー

墨絵アーティスト藤澤龍一さんは、とても、ファッショナブルな方。
それもそのはず、元、ファッションデザイナーで、パリにも8年ほど住んでいられました。

藤澤さん

藤澤さんが小学生の時、ピエール・カルダンが来日。ファッション・デザイナーになりたい!と思い、桑沢デザイン研究所に入り、1972年には憧れのパリへ。フリーのファッション・デザイナーとして、イブ・サンローラン、ジバンシー、二ナ・リッチ、ランバンなど名だたるメゾンで仕事をされた後、ジャン・ルイ・シェレルのアシスタントを3年間、務められました。高田賢三さんを筆頭に日本人デザイナーが華々しく活躍していた時代ですね。
1980年に、藤澤さんは日本に戻り、4年ほどデザイナーとして活躍した後、ランバンの広報部長になり、PRやライセンス関係の仕事をされます。その後、90年代に独立してイベント会社を立ち上げ、ルイ・ヴィトンやディオールのイベントを手掛けたという、ファッション業界でそれぞれの時代の先端を行く仕事をずっとされてきたのです。

墨絵を描き始めたのは、2000年頃から。2006年から“自分の作品”を作り始め、去年、東京と金沢で初個展を開いたとのこと。
「6歳から書道を習っていたので、墨の魅力はその頃から分かっていたと思います。ただ、当時は、西洋的なもの、新しいものに目が向いていました。ファッションデザイナーとしてパリに住むようになってから、やっと日本文化の素晴らしさに気付き、より日本人であることを意識するようになりましたね。
日本に戻ってからは、デザイナーの仕事もクリエーションというよりは、ビジネスになり、デザイナーを辞めてからも仕事に追われる毎日でした。
50代になって、墨絵を描き始めて、やっと本来の自分がスタートした、という気持ちです」と藤澤さん。

本展では、ひろた組by BROAD EXPERT LLC作による松本零士浮世絵コレクションとのコラボレーションを実現。藤澤さんの墨絵にメーテルやハーロックなど松本アニメの主人公たち、そこに、エッフェル塔、ノートルダム寺院、モンサンミシェルなどフランスのモニュメントを描き入れた独特なスタイルを持つ作品。

メーテルと着物に描かれた作品

「元々、松本零士さんの世界観、哲学が好きだったんです。特にハーロックの正義感はパリのエスプリにマッチします。この混沌とした時代に、人々を勇気づけるものとして象徴的に松本作品のキャラクターを使いたいと思いました。
伝統文化もアニメも両方とも日本の文化で、それを合体させるという意味もあります。それぞれが存在感を保ちながらも、絵の中ではちゃんとバランスが取れている。画の構成やバランス感覚はファッションデザイナーをしていた時の経験が生きていますし、また、パリ滞在中に培った感性や美意識も作品に反映されていると思います。学校を卒業してからずっと日本画家として活動している人たちとは、異なる生き方をしている自分だからこそ創り出せるものがあるのではないかと。ファッションは伝統を守るのではなく、時代性のある新しいものを取り入れないと成り立たない世界ですから」。

月のモチーフ

作品を拝見しているうちに、月が、藤澤さんにとって大切なモチーフであることに気付きます。
「子どもの頃からなぜか月が好きでしたね。モノ全体を明るく照らし出すのが太陽なら、モノを表情豊かに照らし出すのが月です。陰陽の陰は月のことも指しています」。

創作に使用する竹筆も展示。竹筆とは竹の繊維を筆の穂先にした筆のこと。金沢の職人さんが作っているものだそう。この筆のおかげで、毛筆にはない味わいが出るのでしょう。

筆

会場では、藤澤さんの茶道仲間、チーム京橋孤松庵のお二人が、抹茶とお菓子のサービスを。孤松庵は、流派も経験も関係なくお茶を楽しむ人の集まりだそうです。今回もパリで、お茶を通じての一期一会を楽しむつもりでいらしたとのことでした。

孤松庵のお二人と

去年、PR会社を畳んで、今後は墨絵アーティストとしての活動に力を入れたい、という藤澤さんは、「海外初個展が今回の展示会ですが、今後は、ドイツ、サンフランシスコ、香港など・・、世界制覇を目指しています」と力強く語って下さいました。

展示会は10月3日まで。

展示会フライヤー

Galerie Corrazza 1787
11-12 Galerie de Montpensier 75001 Paris
(Jardin du Palais Royal)
12h00~19h00


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こけし工人、阿部市五郎さん、湯沢市長賞を受賞

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02 /11 2017
今年の秋田県こけし展は今日から開催ですが、木地山系こけしの工人、阿部市五郎さんが湯沢市長賞を受賞!との連絡がありました。湯沢に行った時に知己を得た、こけしコレクター阿部均さん(本業は漆器職人さん)が、ほやほやのニュースを送ってくれたのです。

フリーペーパーBisouJaponArt夏号に紹介させていただいた、阿部市五郎さんのこけしの写真。
阿部さんのこけし

こちらは、去年の夏、工房にお邪魔した時の写真、BisouJaponArtを手に持っていただきました。
冬号にしっかり掲載しております。
阿部市五郎さん

こけし展には、秋田だけではなく、全国からこけしファンが来場しますが、阿部均さんのメールには、「朝6時から整理券発行ですが3時位には並ばれる方がいるでしょう。」と書かれてありました。
ところが、湯沢雄勝観光ブログをチェックしたところ、「早い人は午前1時から並ばれたんだとか。」!
雪国秋田で・・、こけしファンは、実に熱いのです。

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マレのカフェで、ビズ会員、西紗苗さんとジニュー美由紀さんの展示販売会が始まりました

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12 /10 2016
昨日から、ビズ・アーティスト会員、デザイナーの西紗苗とミニチュア折り紙クリエーターのジニュー美由紀が、マレ地区のカフェfringe coffee parisで、始まっています。
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オーガニック素材を使った、オープンサンド、サラダ、スープなどが味わえる、カフェです。
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作品は、素敵にディスプレイされています。
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昼過ぎにいらしたお客様は、義理のお母様へのクリスマスプレゼントを探しに来た、在仏日本人女性。
ジニューさん、西さんのお二人で、アドバイス兼おしゃべり?
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店内にはいくつもの地図と、それに合わせた(?)紙製の雲をイメージした照明が。
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ヴェルニサージュは、10(土)15時~ です。

12月9日(金)~11日(日)

fringe coffee paris
106, rue de turenne 75003 paris
8h30-17h30

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